【院長ブログ】五月病と親知らずの痛み

【院長ブログ】五月病と親知らずの痛み

皆さん、こんにちは。

まつむら歯科クリニック院長の松村です。

まずは4月のブログ更新が行えず大変申し訳ありません。今年1月、毎月ブログ更新すると決めて、早速滞ってしまった事、大変恥ずかしく思います。気持ちを切り替えて、今月からまた更新していこうと思いますので、是非、お付き合いください。

さて、5月も終わろうとしていますが、皆さんは五月病を克服できたでしょうか。五月病とは環境変化のあった方が、新しい環境への適応がうまくいかず、なんとなく体調が悪い、やる気が出ないなど心身に不調があらわれる状況と言われています。そして、五月病が親知らずの痛みを誘発する可能性があるようです。当院でも5月に入り、「なんだか親知らずあたりの顎の奥の方が痛い」という新規の患者様が増えているように思います。

そもそも、親知らずが斜めに生えたり、一部だけが生えたり、上手く生えない場合に、食べ物のカスが溜まりやすくなり、細菌感染により親知らずが痛くなります。身体の調子が良く、体調が元気な時は「何か痛いな」程度の親知らずですが、食欲不振になったり倦怠感におそわれたりする時期は、体の抵抗力が落ちてしまい、痛みが増悪するようです。そのため、症状がないうちに自分の親知らずがどんな生え方をしているのか、歯科医院を受診し、知っておくことをお勧めします。そして、歯科医師が抜歯と診断した時は、出来るだけ早く抜歯を選択する事をお勧めします。当院の患者様からも、抜歯の説明した後、「痛くないですか?」「腫れないですか?」「怖いのでどうしたら良いですか?」と質問を受けます。そのような時は、「痛くなるかもしれないし、腫れるかもしれません、でも恐怖に打ち勝って抜きましょう」と伝えます。なぜなら、抜く事によって、今後、さらに大きな痛みや腫れに悩まされる可能性がなくなります。そのような可能性がなくなる未来は、とても明るく安心ではないでしょうか。歯科医師に抜歯の診断をされたら、一時的な痛みや腫れ、恐怖に打ち勝ち、是非明るい未来を想像してください。

 

では、皆様の「いつまでもおいしく食べる」をお手伝いするために来月も頑張って投稿します。