皆様、はじめまして。まつむら歯科クリニック院長の松村賢です。

平成27年に生まれ育った大崎市で開業し、あっという間に現在に至りました。
開業時より、「いつまでも美味しく食べる」を合言葉に診療を行ってきましたが、まだまだ患者様のお役に立つことがあるのではないかと日々感じています。

その一つは、「歯周病」に対する患者様の意識に、まだまだ改善の余地がある事です。なぜなら、当院を受診される患者様には、明らかに歯の汚れ（プラーク）による、歯茎の炎症がある方が多く見られるからです。

最近よく耳にすることが増えた「歯周病」は、虫歯と同じくらい歯を失う要因となる怖い病気です。いつまでも健康な歯や歯茎を保つ為には、「歯周病」の治療・予防がとても重要なのです。

最近の研究結果により歯周病を悪化させる要因は、歯の汚れ（プラーク）だけではないことが明らかになっておりますが、私は日々の歯磨きでしっかりと汚れを落とすことが、「歯周病」を予防・改善する最低条件と考えています。

当院では、歯周病治療の基本として、正しい歯磨き方法を身につけていただく為の歯磨き指導を複数回行いながら、治療を進めていきます。中には、「また歯磨き指導か！」などと叱責される方もいます。その様なお言葉を頂いた際には、我々が、「歯周病」について、そして「歯磨きの大切さ」をまだまだ伝えきれていないのだと反省しています。

私は患者様が「いつまでも美味しく食べる」ために何が必要かを考え、学び続けています。歯科医師となった後、大学院では被せ物や入れ歯、咬合（噛む事）について学び、開業してからは、歯周病を完治させ、その状態を維持するための予防方法を学んでいます。また、噛む事も歯茎の状態も悪くないのに、飲み込めないという患者様のために、摂食嚥下という分野も学んでいます。そのおかげで、患者様の口の中の悩みを聞きながら、自分の学んでいる知識を照らし合わす事ができ、患者様が納得する現状説明と治療方法の立案が出来ると自負しております。ですから、安心して、お口の悩みを持つ方は、当院を受診して下さい。そして、解決方法の糸口を一緒に模索し、健康な状態を維持するお手伝いをさせてください。

私は、患者様が「いつまでも美味しく食べる」ため、そして、美味しく食べて幸せを感じながら生きるために、学びながら歯科医師を続けます。