【院長ブログ】秋だ!さつまいもパワー!

【院長ブログ】秋だ!さつまいもパワー!

皆さん、こんにちは。

まつむら歯科クリニック院長の松村です。

10月になり、大崎市の朝晩も肌寒く秋を感じられる日が増えてきました。

とてもふくよかな私にとっては、とても過ごしやすい季節となりました。

「初物七十五日」、こんなことわざをご存じですか? 「はつものしちじゅうごにち」と読み、旬の時期に出回り始めた「初物」を食べると寿命が「七十五日」延びるという意味です。そして秋は旬の食材が豊富な季節です。「秋 旬の食材」と検索すると、野菜ではさつまいも、カボチャ、キノコなどが表示されます。今回はさつまいもについてお話しようと思います。

ある研究発表で「歯科の口腔内2大感染症に対して、さつまいも成分が効果的に抑制する可能性について、実験し確認したところ予想通りの抑制効果を見出した」という報告がありました。口腔内2大感染症とは「虫歯」と「歯周病」です。つまり、さつまいもの成分が虫歯や歯周病に効果があるいう事でした。まだまだ研究途中のようでしたが、とても興味深いものです。

もし、さつまいも成分と風味が配合された歯磨き粉や洗口液が製品化されたら、減量中の気分転換にもピッタリですし、さらに口腔内環境も良い結果につながるのではと期待してしまいます。

また、さつまいもには歯や体にとても良い事が明らかになっております。カルシウムやマグネシム、リンが含まれる事から丈夫な歯や骨を作ります。食物繊維が豊富で腸内環境を整え、肥満予防に効果があります。さらには、むくみ予防に効果のあるカリウム、皮膚や粘膜を維持するビタミンA(β―カロテン)、血液を作る葉酸、抗酸化作用のあるビタミンCと準完全食(1日に必要な栄養素の大半を補える食品)と呼ばれるのに相応しい食材です。

さらに、さつまいもから作られた、世界に誇る日本のスウィーツ「干しいも」は砂糖や甘味料などを使用しない完全無添加のおやつになります。干しいもは上記の効果に加えて、よく噛む事により、脳の発達、認知症予防、フェイスラインの引き締めも期待できるそうです。

今回はさつまいもについての豆知識についてお話させて頂きました。

季節の変わり目であるこの時期は、免疫力が低下しやすく体やお口のトラブルがおきやすくなります。ぜひ今回ご紹介した「さつまいも」や「干し芋」などの旬の食材を食べて乗り切りましょう!

では、皆様の「いつまでもおいしく食べる」をお手伝いするために来月も頑張って投稿します。